AGA治療を調べ始めて、最初にぶつかった壁がこれでした。
「治療薬、肝臓に負担かかるらしい」
お酒が好きで、健康診断のたびに肝臓の数値を指摘され続けてきた自分にとって、これは無視できない話です。
実際の去年の健康診断の結果がこれです。

γGTPの基準値は男性85以下。自分の数値は149。約1.75倍。
「これでAGA治療薬を飲んで大丈夫なのか?」
この記事では、同じように肝臓の数値が気になりながらAGA治療を検討している方に向けて、調べたことを正直にまとめていきます。
AGA治療薬と肝臓の関係
AGA治療で使われる主な内服薬は以下の2つです。
フィナステリド(プロペシア等)
5αリダクターゼⅡ型を阻害してDHTの生成を抑える薬。AGA治療の第一選択肢として広く使われています。
デュタステリド(ザガーロ等)
5αリダクターゼⅠ型・Ⅱ型両方を阻害するため、フィナステリドより強力とされています。
どちらも肝臓で代謝される薬のため、副作用として肝機能障害が報告されています。
ただし頻度は高くなく、添付文書上では「まれ」に分類されています。
とはいえ「まれ」であっても、もともと肝機能が低下している状態で服用すれば影響が出るリスクは高まります。
自分のようにγGTPが高い状態での服用は、慎重に考える必要があります。
γGTPが高いとどうなる?
まずγGTPとは何かを簡単に整理しておきます。
γGTP(ガンマグルタミルトランスペプチダーゼ)は肝臓や胆道の細胞に含まれる酵素で、アルコールや薬物の影響を受けやすい指標です。
飲酒習慣がある方は特に高くなりやすい傾向にあります。
基準値と自分の数値
基準値:男性85以下
自分の数値:149基準値の約1.75倍。
肝臓に何らかの負担がかかっている状態であることは間違いありません。
ただしγGTPだけが高くてGOT・GPTが正常範囲内の場合、
アルコール性の肝機能障害である可能性が高いとされています。
自分の場合もGOTは31(基準値5〜40)、GPTは47(基準値5〜45)とギリギリ正常範囲内。
つまり「アルコールの影響でγGTPが高くなっている状態」である可能性が高い。
この状態でAGA治療薬を服用すると、肝臓への負担がさらに重なるリスクがあります。
だからこそ、自己判断で治療を始めるのではなく、医師に正直に数値を伝えた上で判断してもらう必要があります。
肝機能が悪くても治療できる?
結論から言うと、肝機能が悪くても治療の選択肢はあります。
外用薬という選択肢
内服薬が使いにくい状況でも外用薬から始めるという選択肢があります。
ミノキシジルの外用薬(塗るタイプ)は内服薬と比べて全身への影響が少なく、肝臓への負担も低いとされています。
ただし外用薬単体での効果は内服薬との併用より劣るとされているため、
どの治療法が自分に合っているかは医師と相談して決める必要があります。
血液検査対応クリニックを選ぶ重要性
オンラインクリニックの中には問診だけで処方するところもありますが、
肝機能が気になる方には血液検査を実施しているクリニックを選ぶことを強くおすすめします。
血液検査をすることで現在の肝機能の状態を正確に把握した上で、医師が治療法を判断してくれます。
γGTPが高い状態でも、数値次第では内服薬が使えるケースもあります。
医師への正直な申告が大事な理由
問診で「お酒をどのくらい飲みますか」「肝臓の数値が悪いと言われたことはありますか」と聞かれたら、正直に答えることが重要です。
隠して処方してもらっても、肝臓への影響が出た場合に適切な対処が遅れるリスクがあります。
正直に申告した上で医師に判断してもらう方が、安全に治療を進められます。
クリニック選びのポイント
肝機能が気になる方がオンラインクリニックを選ぶ際のチェックポイントをまとめます。
① 血液検査に対応しているか初診時または定期的に血液検査を実施しているクリニックを選びましょう。
問診のみで処方するクリニックは肝機能が気になる方には向きません。
② 肝機能の数値を考慮した処方をしてくれるか
γGTPなどの数値を踏まえた上で、治療薬の種類や量を調整してくれるクリニックが安心です。
③ 医師への相談がしやすいか
治療中に副作用が出た場合やに数値が悪化した場合に、すぐに相談できる体制があるかどうかも確認しておきたいポイントです。
これらのポイントを踏まえてクリニックを比較した記事を別途まとめる予定です。(次の記事で詳しく書きます)
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- ・AGA治療薬(フィナステリド・デュタステリド)は肝臓で代謝されるため、肝機能が低下している状態での服用は注意が必要
- ・γGTPが高い状態でも外用薬という選択肢がある
- ・肝機能が気になる方は血液検査対応のクリニックを選ぶことが重要
- ・問診では肝臓の数値を正直に申告することが安全な治療につながる
・「肝臓が心配だから治療できない」ではなく「肝臓の状態を把握した上で、安全に治療を進める」という考え方が大事だと調べていく中で思いました。
次の記事では、血液検査対応のオンラインクリニックを実際に比較した内容を書いていきます。




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